三重採集(パート2)
前回のポイントがことごとくダメだったので、実績のある採集ポイントへ。この日の ズナガ捕獲は諦めました…。
そこはギギやナマズもいる少し大きめの水路です。
またここは、オトコタテボシガイ属の一種の殻もたくさんあり、行くたびに何個か拾ってきてしまいます笑
早速水路に入り枯れかけのセキショウモを掻き分けていると、、、
ギギ(Tachysurus nudiceps)です!20cm近くある立派な個体でした。いやぁ、やっぱりナマズ目はいいですね!
三重県の個体は琵琶湖由来の国内外来種らしいので、駆除を兼ねて興味本位で食べてみることにしました。食レポは最後に書いておきます。
他に 取れた魚は、
ヤリタナゴ (Tanakia lanceolata)
ヤリタナゴ とアブラボテ(Tanakia limbata)
カワヒガイ(伊勢湾周辺種)(Sarcocheilichthys variegatus variegatus)
とコイ飼育型(Cyprinus carpio)ですね。
魚以外にはモクズガニが20個体ほど取れました。
その後、用水路の水源でもある近くの河川本流へ。10Lほど入ったバケツ片手に2人で1キロほど歩く…。重い…笑
ガサ開始そうそう、友人が
「あっ、アカザ取れた。」
マジかよ!!!
アカザ(クレード1)(Liobagrus reinii clade1)
思わぬ収穫でした。三重県産はお初です。しかし捕獲できたのは、結局この1個体のみ。やはり、三重県は個体数が少ないのかもしれない…。
同所的にはカワヨシノボリとカワゲラ類、トビケラ類などを確認しました。餌も豊富でアカザにとっては適した環境だと思ったんですけどね…。何が原因なのかイマイチ分かりません。
そんなこんなで今回の採集報告は終わりです!
ズナガは取れませんでしたが、色んな魚に出会えたので良かったです!同じ場所でも季節によって異なる顔を見せてくれるのもフィールドワークの魅力の1つですね。
来週は魚類自然史研究会に参加させていただく為に奈良へ行きます。宿泊地は大阪なんですけどね笑。楽しみです。行かれる方、よろしくお願いします🤲
ではまた次回、お会いしましょう!それでは!
番外編ーギギの食レポー
いやぁ、まぁ捌く前から予想はしてたんですけどね…。とにかく身が少ない笑笑。やはり、もうちょっと大きい個体が食用に向いてますね笑
でも、味は少し弾力のある白身魚って感じでした。若干ねっとりしてますね。美味しい魚だと思いましたよ!大型個体が取れた場合は皆さんも是非食べてみてくださいねー!
(ただし、この棘にはくれぐれも気をつけて!)