ズナガニゴイ採集記
皆さん、こんにちは。お久しぶりです笑。ネバチです。
今回はつい先日行ってきました、「ズナガニゴイ ( Hemibarbus longirostris ) 」採集の報告です。
早速本編へ移りましょう。
11月初旬。
すっかり寒くなり、山々の葉も色づき始め、紅葉のシーズンがやってきました🍁
友人とレンタカーを借り目的地へ。
どんどん山奥へ入っていき、2時間後くらいに漸く到着。
川を覗くと、底は砂地のところや、岸には抽水植物帯…!!「これはいるでしょ!!」と半ば確信しながら入水笑。
山奥の河川なのもあってか、水温はかなり低めでした。
上の写真のように砂底がメインで、ところどころに礫がゴロゴロしていると言った感じの環境でした。
早速、砂場をガサガサしていると…
カマツカ(G1,2)(Pseudogobio esocinus)
ニシシマドジョウ(Cobitis sp. BIWAE type B)
いつメンですね笑。
この2種が砂底を支配していました。
特にニシシマドジョウはめちゃくちゃ多かったです笑。
カマツカの特記事項として、
明らかに顔つきの違う個体が取れました。
一般的に、「カマツカG1,2」や「カマツカA,B」と呼ばれる種群です。
上の写真でいうと、G1(↑) , G2(↓)だと思われます…。個人的には上の個体の方が見覚えがあって、下の個体を見たときに違和感を感じましたが、正直なところよく分かんないです笑。
今後、新種記載されるのが楽しみです!
次に岸際の抽水植物をガサると…
とデカイカワムツ(Candidia temminckii)
ちっこいアカザ(Liobagrus reinii)
最近採集していて思うのは、
アカザは小さい時、抽水植物帯の根などにまとまって隠れていることが多いなと。いつ頃から流れのある浮き石に生息地を移行するのか気になりますね。
抽水植物帯では他に、スナヤツメ(Lethenteron reissneri)などがいました。
礫の多い場所で、アカザ(Liobagrus reinii)の成魚
を確認するも、肝心のメインターゲットは取れず…。
半ば諦めかけていたその時…!!
ズナガニゴイ ( Hemibarbus longirostris )
入った時はまたカマツカかと思いましたが、ズナガとわかった時は嬉しすぎて一言も発せませんでした笑。約一年かけて3度目の正直で、採集に成功しました!!!その後、友人も1匹捕まえて2人で計2匹捕まえました。
その後写真を撮りまくって笑、午前の部を終了しました。
昼からは同河川の下流域にてガサりましたが、
その記事はまた後日!
今回はここまで!
最後まで見てくださり、ありがとうございました😊それではまた。