伊勢湾採集 (パート2)
皆さん、こんにちは。
今回は、前回の続きです。
早速行きましょう!
異体類と戯れた後は、近くのテトラ帯でガサりました。すると…
タケノコメバル(Sebastes oblongus)!!!少し前に話題になった「日本魚類館」によると、環境省RDBで準絶滅危惧に指定されているようです…。よく釣って食べてたので、特に個体数が減っているようには感じてませんでした。驚きです…。
こちらはクロソイ(Sebastes schlegelii)
最初タケノコメバルと同定していたのですが、Twitterの方でご指摘をいただき、クロソイと判明しました。
タケノコメバルは、吻端から鰓蓋にかけて黒い直線が入りますが、クロソイやムラソイではその線が無いようです(日本魚類館 p.205,小学館,中坊他,2018 参照)。
「雰囲気同定ダメ!絶対!」ですね…笑。
勉強になりました。
ムラソイ(Sebastes pachycephalus)
クロソイとムラソイも形態が酷似しているので分かりにくいですが、目の下の「涙骨」という骨に棘がある方がクロソイ、無い方がムラソイだそうです(日本魚類館 p.206-207,小学館,中坊他,2018 参照)。
タケノコメバルとムラソイのツーショット。
ロックフィッシュはカッコ可愛い😍
その後、砂泥底で生物を探していると…
ヤマトオサガニ(Macrophthalmus japonicus)がいました。
お初だったので、嬉しかったです。飛び出た目がキュートですね!
コブヨコバサミ(Clibanarius infraspinatus)
でっかいヤドカリで、少し恐怖を感じました…笑
とここで、時間が来たのでガサ終了。
今回は喋り相手がいたので、喋りながら帰っていたらいつのまにか着いてました笑
今回はヒラメに出会えたのがラッキーでしたね!伊勢湾は少ないと思ってたんですが、いるところにはいるんですね。
毎回、さまざまな初めての出会いがあるので、やはり採集は楽しいです。
伊勢湾採集はこれで終わりです!最後まで見ていただきありがとうございました😊
それではまた。