タニガワナマズの食レポ
みなさん、こんにちは。
台風の影響で土日の採集が台無しになりそうで少しイラついています…ネバチです。台風24号さんには、本当に帰っていただきたい…笑。
今回は先日、新種記載されたタニガワナマズ(Silurus tomodai)の食レポについて書きたいと思います(忘れていたとは言えない…笑)。
それでは、本編どうぞ。
8月初旬。
東海地方のとある河川で、タニガワナマズを釣り上げました。( 詳しくは「初夏のナマズ釣り&夜ガサ」をご覧ください)
その後、自宅に帰ってきて、そのままタニガワナマズを捌きました笑。時刻は深夜0時(笑)。
とりあえず、タライにドボン。でかい…笑。
この後締めまして、ヌメリのお陰で大苦戦しながらもなんとか捌きました…。包丁、調理バサミ、フルーツナイフなど使えそうなものを総動員しました…。中でも、調理バサミが1番有能でした笑!因みに捌くのに2時間以上かかったんですけど、この時はアドレナリンがドバドバだったので、全く疲れを感じませんでした笑。
3枚卸しの2枚分。
(身を洗う前なので、少し汚いです…すみません。)
捌く前から感じたのですが、全く魚臭さが無いんです!びっくりしました!生息している環境の水が綺麗なのも影響していると思います。
内臓以外の可食部。
頭部は頭骨標本用に冷凍しました。
可食部が多いのもナマズ類のいいところですね。
ここから調理&食レポです。
実家と下宿先にて、計2回調理しました。
〈1度目〉
実家にて。蒲焼き作り兼タレ作り。
アラの部分で蒲焼き用のタレを作りました。
蒲焼きのタレと同じ味やん!!めちゃうまでした!笑
完成!!
この後実食したんですけど、この時は身までタレが浸透しておらず、微妙な感じになりました…美味しかったんですけどね。
〈2度目〉
下宿にて。実家にタレを置いてきたので、もう一度タレ作りから。
白焼きにして…
完成!!
前回の反省を生かして焼いた後に少しだけタレと一緒に煮込み、最後にもう一度焼きました。
これが大正解!
最高の一品ができました(個人的に)!!!
味がいい感じに染みて、凄く美味でした!
もちろん、ナマズ臭さなど全くないどころか、魚臭さすらありませんでした!すごい…。
その後、色々な方に食べていただいたのですが、「小骨がないからウナギより食べやすい!」という意見も多かったです。ウナギとは少し違う味でしたが、それに匹敵する旨さでした笑!
今回は周りの人にも食べてもらいたかったので、ナマズ重にはできませんでしたが、いつか食べてみたいですね。炭火焼にした蒲焼き…
想像するだけで、ヨダレが出ますね:;(∩´﹏`∩);:
今回はここまで。
次回は、頭骨標本作りについてです!
最後まで見てくださり、ありがとうございました😊
それでは、また。
琵琶湖採集記
みなさん、こんにちは。
お久しぶりです。
一旦ブログを書かなくなると、ついサボりぐせが発動してしまいます…笑。書かねば…。
ということで、今回は琵琶湖での採集についてです。早速、本題へ!
8月末日。
今回も例のごとく、友人Yと採集へ笑。
集合場所は近鉄桑名駅。8時ごろに集合し滋賀県へ向かいました。
途中、ものすごい山道の御在所岳を超えたりしてなんとか滋賀県側へ。
現場に着きましたが、雨の後だったのでかなり水量は多く、難しい状況でした。
1箇所目で、取れた魚たちです!
集合写真
ドンコ(Odontobutis obscura)
アカザ(Liobagrus reinii)
スナヤツメ 北 or 南(Lethenteron reissneri)
トウヨシノボリ(Rhinogobius kurodai f. OM)
このほかには、アジメドジョウ(Niwaella delicata)が沢山いました。意外と沢山の魚種に出会えました!
その後、川を見ながら2箇所目へ。
ここでオヤニラミを取る予定だったんですが
本流だったので、こちらもかなり水量が多くて、キツかったです…。
以下は、そんな中取れた生き物たちです。
ギギ(Pelteobagrus nudiceps)
思わぬ副産物!初めて在来個体を捕獲しました!うれしみ!
スッポン(Pelodiscus sinensis)
きゃわいいいいいいい。
その後、別ルートでカラカルボーイさんともーさんも琵琶湖採集にきているということで、合流することに。
合流後の3箇所目では、ウツセミカジカ( Cottus reinii )やドンコやらが取れました!(写真撮り忘れました…笑)
そしてラスト。
4箇所目は湧き水が流れる水路でした。
ガサガサしていると…
アユ(Plecoglossus altivelis)
琵琶湖流入河川や水路なら、まずどこにでもいますね…。ほんと、すごいですわ。母なる湖。
スナヤツメ 北 or 南
泥中にめちゃくちゃ溜まってました笑。
ドジョウ(Misgurnus anguillicaudatus)
スナヤツメと一緒に大量にいました笑。
ツーショット(ドジョウとスナヤツメ)
ニョロリティーが高い()。
集合写真
こうして今回の琵琶湖採集は終わりました。
目的の魚たちはほぼ取れませんでしたが、思わぬ魚達に出会えたので良かったです!またリベンします(今週末)笑。
最後まで見てくださり、ありがとうございました😊
それではまた。
おまけ。
帰りに食べたラーメン。めちゃうまでした。
琵琶湖ハス釣行記
みなさん、こんにちは。
たまりにたまったネタを放出するために、最近はブログ更新頻度高めです…笑。ご了承を。
今回は琵琶湖でハスを釣った時の記事です(メインは先輩のサンプリングの手伝いなんですけどね…笑)
早速、行きましょう!
8月中旬。
今回は2日間かけて、琵琶湖内でブルーギルをサンプリングするとのことだったので、お手伝いすることに。手伝いって言っても、ただ永遠とブルーギルを釣るだけなんですけどね…笑。
以下、ブルーギル( Lepomis macrochirus )と外道(笑)たちです。
こう見るとブルーギルも美しいですね…。
在来の生態系に悪影響を及ぼしていることが判明している以上、野放しにするわけにはいきませんが…。
ヘラ(ゲンゴロウ)ブナ?( Carassius cuvieri )
コイ飼育型( Cyprinus carpio )
チョウトンボ( Rhyothemis fuliginosa )
結構色んな生き物が見れて楽しかったです!
特にチョウトンボは嬉しかっですね!結構そこら中にいてびっくりでした笑。
酷暑の中、みんなで頑張りました。
そんなこんなで1日目が終了。
その後、宿に到着し夕食を済ませて、近くの川を見に行くことに。
暗くて分かりづらかったんですけど、コアユがそこら中にいることは確認できました。「これは、ハスもいるかも…!!」ということで、次の日の朝まずめを狙うことに…。
翌日。朝5時から釣り開始。前日の疲れが抜けてないので、眠い…笑。
現場に到着。早速川を覗くと、予想通りそこら中にハスとコアユがいました!「これはいける!」
とりあえず、適当にルアーを投げてみることに。
しかし活性は高そうなものの、中々食いつかない…。
もう少し下流に降り、河口付近で釣りをすることに。さっきよりも、活性が高く、そこら中でボイルが起こってました笑笑。
「これはいける!(2回目笑)」
粘り強く投げていると…!!
!!!!
釣れました!本命のハス( Opsariichthys uncirostris )です。
いやぁ、一度(この前の琵琶湖遠征)失敗してるのもあってかなり感動しました…!笑
その後先輩も釣り上げ、計4匹釣れました!
一度食べて見たかったので、4匹お持ち帰り。
後日、塩焼きと煮付けにしました。
小骨が多いと聞いていましたが、骨切りをしたらほとんど気にならず、ただただ美味しい白身の魚でした。個人的には大好きな味でした!
ハス釣りも成功し、2日目がスタート。
前日同様、ブルーギルを釣りまくりました笑。
先ほどの写真とほぼ同じなので、もう写真はあげません笑。
これだけあげます。
竹生島にて採集したヤマトカワニナ(チクブカワニナ型)( Semisulcospira (Biwamelania) niponica f. biwae )!!嬉しかったけど、持ってこなかったことを後悔…。
帰宅途中で花火が見えました。最初で最後の花火大会笑…。
無事大学まで戻り、終了。とても楽しかったんですが、かなりこたえました…笑。
今回はここまでです。
最後まで見てくださり、ありがとうございました😊
またよろしくです。それでは。
熊野・尾鷲18切符消費採集旅(パート2)
みなさん、こんにちは。
今回は前回の続き、“川採集” 編です!
普段より少し短いかもですけど、最後まで読んでいただけると嬉しいです😆
それでは、本編どうぞ。
尾鷲にて、海採集をした後、今度は近くの川を求めてまた歩きました…笑。結局後半も、また5キロ以上歩きましたね笑。途中雨に降られたりして大変でしたが、Googleマップの地図を頼りに入れそうな川を探すこと1時間ほど…。
やっと見つけたぞ!!綺麗そうでアクセスできそうな場所!!
早速、胴長を履いて入水。
少し水量が多かったので、本流の流心部には近づけませんでした…。
流れの比較的穏やかな場所で石をどかしてガサガサすると…
ヌマチチブ、ボウズハゼ( Sicyopterus japonicus )、ミミズハゼ、シマヨシノボリ( Rhinogobius nagoyae )、ゴクラクハゼ、ヒラテテナガエビ( Macrobrachium japonicum )など、意外にもたくさんの種類が取れました!
(個別の写真撮ろうと思ったんですけど、この後夕立に遭いまして(後で話しますが)…割と命の危機を感じたので即リリースしました…笑。)
ミミズハゼ( Luciogobius guttatus )
初めて採集できました!どこにでもいる普通種のはずなんですが、自分は捕獲したことがなく笑、ずっと捕まえたかった魚でした!これが取れただけでこの採集は個人的に大成功でした笑。
その後、暑いし汗を洗い流すついでに潜るか!と思い立って着替えて潜ることに。めちゃくちゃ寒かったです笑。入水時はかなり肉体的にきますね…。
以下、水中写真です。
ゴクラクハゼ( Rhinogobius giurinus )
ヌマチチブ( Tridentiger obscurus )
やっぱり水中写真は難しいですね…ピントを合わせるのがめちゃくちゃ難しい!笑。もっと訓練が必要だなと感じました…。
「寒くなって来たし、そろそろ上がるか…」と着替え始めた直後…!
ザァァァァァッッッーーーーー!!!!!!!
おおおお!!?!??
空はいつのまにか真っ黒に…。
バケツをひっくり返したような雨が…!
「やべーーーー!!!」
ということで急いで撤退。
幸い、雷は鳴ってましたが遠かったので助かりましたが、ひさびさに怖い経験しました…。皆さんも気をつけてくださいね…笑。天気の悪い日に川なんて行くもんじゃない(←どの口が言っとるんじゃい笑)。
そんなこんなで尾鷲駅まで大雨の中、3キロほど歩いて無事帰路につけました…笑。
持ち物、全部ベッタベタ笑。
駅着いたら、晴れてきました笑。
こうして津まで戻り、採集は無事?終了しました。中々ハードな旅でしたが、なんだかんだでやはり楽しいですね!
皆さんも、18切符の使い道に困ったら、採集に出かけてみては?笑。
最後まで、見ていただきありがとうございました。
それでは!
熊野・尾鷲18切符消費採集旅(パート1)
みなさん、こんにちは。
最近は一時の猛暑と比較したら、寒いくらいの日々が続いてますね…。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?気温の急激な変化は、生き物にとってはかなりダメージがあるので、ヒトも魚も病気には気をつけたいですね笑。
今回は、青春18切符を使って、「熊野&尾鷲」に採集に行った話です!それでは、どうぞ。
8月中旬。
残り1回分となった18切符を使い切るために、南紀方面に採集に行くことに。もちろん、1人で…笑。
特にはっきりとしたプランは立てずに、とりあえず始発で尾鷲まで向かいました。
津駅にて。これ一本で、津から尾鷲や熊野まで行けるので楽でした!
平日+始発ということもあって車内はガラガラ…笑。3.5hくらいかかるので、座って行けるのはありがたい。
途中の車窓。
天気が悪かったので、映えませんが良き田舎風景でした笑。
そんなこんなで尾鷲に近づいてきたので、天気予報を確認すると、「午前雨→午後晴れ」という予報だったので、直前で予定変更して熊野市まで行くことに。こんなことができるのも18切符のいいところですね笑(自分に計画性がないとも言える…)。
そんなこんなで熊野市到着!
着いたは良いものの、何があるかもイマイチ分からなかったので、とりあえず近くの川を散策。
しかし、連日の雨で増水していたりそもそもエントリー不可だったり…諦めました。
海がかなり近かったので、今度は浜に向かいました。
あぁ。海だ…終了。笑。(最初、三重に来た時は海を見るたびに感動してたのになぁ…笑 。by 海無し県出身者)
この後、ここで花火大会があったらしく、地元民が慌ただしく準備をしていました。
一方、僕はすることが無さすぎたので、
自撮り。熊野まで来て1人で何してんだろ…笑
1人で遊んでました。その後、近くに世界遺産の「獅子岩」と呼ばれる有名な岩があることを知って、そこへ向かうことに。
おお!すげぇ…。たしかに獅子みたいな顔してるわ!笑。と思いながら、写真撮りまくってました。角度を間違えると、3枚目みたいにただの岩にしか見えないですけどね…笑。
そんなこんなで次の電車に乗る時間になったので、熊野観光はこれで終了。
さらば熊野市!!
ということで、つぎは尾鷲付近に向かうことに。
少し戻って目的の駅に到着。
ここから目的の漁港まで5キロほど歩く!笑
小雨の中、1人で歩きました。
こんな感じの森の中のくねくね道を歩くこと40分くらい?。(途中、猿やらイモリやらに出会ったりしました笑。)
目的の漁港に到着。
雨が降っていたので、少し濁り気味でしたが、魚は沢山いる!!青い魚(後にソラスズメダイ( Pomacentrus coelestis )と判明)が沢山いることに驚きでした‼️
以下、この漁港での成果です。
ソラスズメダイ(Pomacentrus coelestis )
TG-5を沈めて撮影。美しかった…!!割と近くにこんな綺麗な魚いるんだ!と感動しました。
カワハギ( Stephanolepis cirrhifer )
ちっこくて可愛らしい…!!成魚とはだいぶ見た目が違いますね。初採集。
アゴハゼ( Chaenogobius annularis )
ドロメ( Chaenogobius gulosus )かと思ったんですけど、違ったみたいです…笑。海水魚分かんねー…。一応、初採集。
海はこれくらいですね。珍しいものは取れなかったですね…。本当は、死滅回遊魚を取りたかったんですけど、全然いなかったのでまたリベンジします!!
最後まで見てくださりありがとうございました😊
今回はここまで。次回は「パート2"川”編」です。お楽しみに!それでは。
第2回琵琶湖採集
皆さん、こんにちは。
今回は第2回琵琶湖採集についてです。
今回はじゅんドラス(@akansodoras)くんとかにえ(@_Pseudogobio)くんと3人で採集してきました!色々大変な採集でした…笑。それでもまぁ(いつも通りの結論ですが…笑)めちゃ楽しかったです!!!
早速行きましょう。
朝6時に三重を出発!
名古屋駅にてかにえくんと合流し、青春18切符を使い琵琶湖へ!
片道4.5hほどの旅程でしたが、喋ったりしてると時間が短く感じますね笑。あっという間に目的地に着きました。
じゅんドラスくんとも合流し、その後3人でポイントへ…向かう途中(というか目の前の水路笑)で魚が泳いでいるのを見つけたのでそこに入ることに。
素足でガサる2人笑。元気やなぁ(おっさん気取り)笑。
以下はここで捕まえた生物です。
トウヨシノボリ(Rhinogobius kurodai f.OM)
銀鱗ヤリタナゴ(Tanakia lanceolata)
ニシシマドジョウ(Cobitis sp.BIWAE type B)
ビワヒガイ(Sarcocheilichthys variegatus microoculus)
あとは、ナマズ(Silurus asotus)とアユ(Plecoglossus altivelis altivelis)くらいでした!しかし思ったより長居をしてしまい、結局2時間以上ここで時間を費やしてしまいました…笑。寄り道恐るべし…。
その後近くのスーパーで食糧を調達し、ようやく本命のポイントへ。ただそのポイントまでは、片道3km以上かつ1番暑い時間帯(13-14時頃)に胴長と網を持って歩くという修行のような道のりでした笑。でもこういった訳の分からない採集旅も、今しかできないなと思いながら楽しんでました笑。
そんなこんなでポイント到着後、休憩してガサ開始!
オオガタスジシマドジョウ or ビワコガタスジシマドジョウ(Cobitis magnostriata or Cobitis minamorii oumiensis )
今回のガサの狙いの1つ!…だったんですが、稚魚しか取れず正確な同定ができませんでした…。どちらかなのは確実なんですけどね…。ま、どちらにせよ初採集なので嬉しかったです!!
カムルチー(Channa argus)
可愛いサイズの雷魚さんです!2匹ほど採集。
1匹持ち帰ったのですが、餌を食べずになくなってしまいました…。稚魚は少し難しいのかも…。残念。
スナヤツメ北or南(Lethenteron sp.)
いわゆる”アンモ”笑。
アユ(Plecoglossus altivelis altivelis)
そこらへんの水路でアユが取れるのは琵琶湖の名物ですね笑。かなりの数がいて驚きでした!
このポイントで他に確認したのは、ナマズ(S.asotus)です。
また3キロの道のりを歩き少し電車移動をして本日、最後のポイントへ。狙いは、ハス(Opsariichthys uncirostris)です。
駅から1キロほど歩いて川へ。
川を覗くとコアユが群れている…!!そしてそれを狙っているハスも大量にいるではないか!!これは期待大!と早速竿を振ると…
50cmのニゴイ(Hemibarbus labeo)
めちゃ嬉しい😆…けど今回は君じゃない…笑。目の前でアユ型ミノーに食いついてきました!ここのニゴイもコアユ食べてるんだろうなぁ…。いつかここのニゴイ食べようって決心しました笑。
結局2バイトあったものの、バラしてしまいタイムアップ…。もっと腕を磨いてリベンジするぞ!と誓い、琵琶湖を後にしました。
琵琶湖から4.5h(途中眠気との激闘を繰り広げながら笑)かけて帰宅しました。結局家に着いたのは、次の日でした笑。
今回も同行者のおかげで楽しい採集ができました!なんだかんだでハスは別の場所でリベンジしたので、今度はイワトコナマズを釣りにまた琵琶湖に行きます!
今回はここまで!
最後まで見てくださり、ありがとうございました😊
それでは。
【おまけ】
帰宅途中に遭遇しました。
ヒバカリ(Hebius vibakari vibakari)くん。
可愛い😍
記事の内容が魚ばっかりですが、両爬虫類もちゃんと好きです笑。
初夏のナマズ釣り&夜ガサ
皆さん、こんにちは。
前回、「次も琵琶湖採集についてです!」とか宣言してたんですけど、ちょっと色々抑えられなくなったので(笑)、こちらのネタを先に書かせていただきますね。すみません笑。
今回はMさんに同行して頂きました。いろんな話ができて楽しかったです!
それでは、早速行きましょ〜
8月初旬。
学校が終わり、大学付近で待ち合わせをし、いざポイントへ。
今回の狙いは、「ナマズ属の一種(Silurus asotus sp.)」です。東海地方かつ伊勢湾流入河川の上中流域のみに生息していると言われるレアなナマズです。巷では「タニガワナマズ」とか呼ばれてるみたいですね。(←色々な方面から様々な意見があるので、今回は使用を自粛しますね…笑)
途中、渋滞で道を変更したりしたせいで大幅に遅れて到着!結局、17時に始める予定が20時になりました…笑。事前情報として、夕マズメ(日が完全に沈む前まで)に釣らないと釣れないよって言われてたので、かなり不安でした…。
ポイントは山奥の河川で、底質は砂泥、透明度は高く水温もかなり低い印象でした。
早速、量産されたペットボトル仕掛けを大量に投げ入れ、待つことに。
1時間たっても餌がなくなるのはあるものの反応は皆無…。
網と胴長を持ってきていたので、とりあえずガサることに。
早速、水面をライトで照らしながら泥を救うと…
立派なニシシマドジョウ(Cobitis sp. BIWAE type B)さんが!
15cm級の個体がそこら中にいました笑。
例のナマズも食べてるのかな〜?とか想像したりしながらとってました。
続いてこちら。ニゴイ(Hemibarbus barbus)(コウライかも…)。
このサイズを捕まえると、飼いたくなりますね…!
カマツカ(Pseudogobio esocinus )
最近新種記載されたナガレカマツカではなく、カマツカですね。この水系にはナガレカマツカもいるようなんで、いつかみてみたいです!
カジカガエル(Buergeria buergeri )
可愛い😍
こちらもそこら中でピョンピョンしてました!
ガサはこんなもんで、釣り開始から2時間が経過してました。何度か餌を付け替えたりして試してはいるものの、何も掛からず…。やっぱり時間帯なのかな〜?と思いつつ待っていると…
Mさんが何か叫んでいるのが聞こえたのでそちらを見ると、水面で何かが暴れているではありませんか!!!
Mさんがそう叫んでいたので、
網を持って胴長履いたまま200m程、全力疾走笑笑
そして…ついに…!!
やりましたーー!!!!!
これがナマズ属の一種(S asotus sp.)です!!!
念のため歯帯を確認すると…
ちゃんと分かれてるーー!!!2人とも嬉しすぎて大はしゃぎしてました笑。
こちらがマナマズ(S asotus)。
一目瞭然ですね!
いや〜あの時の嬉しさは半端じゃなかったですねー笑。
全身に黄色い網目模様が入っていて禍々しさを感じました…。
因みに、asotusは腹部が白い個体が多いようです。
その後は休憩しながら、2人で写真を撮りまくりました。
楽しかったなぁ…。
(水中動画の撮影は楽しかった笑。)
小さい個体だったら逃がすつもりだったんですけど、キングサイズが釣れたので食べてみることにしました。
そして、家に帰ってきても全く興奮が収まらなかったので、その勢いで深夜に一人で捌いてました笑。
まぁ、その辺の話は食レポとして今度まとめます。
目標を達成し、時間も迫ってきたのでそんな感じで、今回の採集は終わりました。
Mさんのお陰で最高の採集になりました!ありがとうございました😊
この勢いで日本産ナマズ属の制覇をしたいところです!琵琶湖の2種類が強敵ですね…笑。
今回はここまでです。最後まで、見てくださってありがとうございました😊